ひげめがね
VB Script では、日付や日時を好きな形式で表示するコマンド等がないため
自分で整形する必要があるよ。
下の「sample.vbs」の内容をメモ帳に貼り付けて、適当な名前で保存して
拡張子を「txt」から「vbs」に変更すれば実行できるよ。
sample.vbs
msgbox datetime_view(now())
function datetime_view(datetime_value)
dtv = cdate(datetime_value)
datetime_view = _
year(dtv) & "/" & futaketa(month(dtv)) & "/" & futaketa(day(dtv)) & " " & _
futaketa(hour(dtv)) & ":" & futaketa(minute(dtv)) & ":" & futaketa(second(dtv))
end function
function futaketa(str)
futaketa = right("0" & str,2)
end function
- msgbox:これはメッセージボックスを表示するためのコマンドです。
- now():プログラムが実行された時の日時が代入されます。
- function 関数名(引数):
これは関数を宣言するためのコマンドです。
関数とは一連のプログラムを1つのコマンドにまとめて実行するための機能の一つです。
今回は「datetime_view」と「futaketa」を宣言しています。
引数はその関数に値を渡すためのもので、「,」で区切れば複数使うことも可能です。 - cdate(日付・日時文字列):日付や日時の文字列を、日付・日時型に変換する関数です。
- year(日付・日時型):日付・日時型の値から年の部分を取り出します。
- month(日付・日時型):日付・日時型の値から月の部分を取り出します。
- day(日付・日時型):日付・日時型の値から日の部分を取り出します。
- hour(日付・日時型):日付・日時型の値から時の部分を取り出します。
- minute(日付・日時型):日付・日時型の値から分の部分を取り出します。
- second(日付・日時型):日付・日時型の値から秒の部分を取り出します。
- 上記以外にWeekday(日付・日時型)で曜日を表す数字(1~7)が取得できます。(1が日曜日)
- &:文字列を結合します。
- 自作関数「datetime_view(datetime_value)」:
引数(datetime_value)で入っていた値をcdateで日付・日時型に変換し、
それぞれのパーツ(年月日時分秒)に分解して、目的に応じた形に結合する関数 - 自作関数「futaketa(str)」:
数字が1桁の際に左に”0”を追加して2桁にする関数 - right(文字列、数値):文字列を右から数値数分取得する関数
- 日付・文字列型など、特定の型の値を入れる必要のある関数を使う前には、isdate関数などでチェックしてから目的の関数に渡すのが確実です。
- 必要に応じnullのチェックも行いましょう。